『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を読んだ
技術書典16のオンラインマーケットで、mochikoAsTechさんの新刊『読み手につたわる文章 - テクニカルライティング』を購入しました!
SaaS企業のCREという職業柄、ヘルプやFAQ、告知記事などのライティング業務をすることが日々あるので、いつも参考にさせてもらっています!
個人的に重要だと思った箇所をメモ
- 「テクニカルライティングとは実用文を分かりやすく書くための技術」とあり、実用文は以下(抜粋)のような特徴を備えていると書かれていて、特に意識するべき点だと感じた。
- 対象となる物事について説明していること
- 読み手の行動を促すこと
- 成果物が文章であること
- 実用文では「長ければ長いほどいい」というわけではなく、読んで得られる情報が同じなら端的な文章の方がいい。
- 書く対象のことを理解している必要がある。
- 完成度にこだわりすぎず、とにかく完成させて世に出すことを優先する
- 必要ない人に無駄に文章を読ませない。
- 「最後まで読んでもらえないのはいいこと」と捉えて、読み手がやるべき作業に早く進めるような文章を意識する。
- 対象とならない読者を早々にふるい落とす工夫をする。
- 文書構造や文章量を適切に保つ。
- 大枠から説明し、徐々に細かい内容となる構成を意識する。
- 既知の情報から未知の情報に繋いで、認知負荷を徐々に高くしていき、最初から認知負荷を高めない。
- レビューのルールや受け止め方の共通認識を持つこと。
- 共通目的は「もっとよい文章にして早く世に出すこと」
- レビュアーもレビュイーも互いの配慮を意識して歩み寄ること。
まとめ
ほんの一部分のメモですが、本書にはライティング業務に必要な考え方などが書かれていてとても参考になりました。これだけではなく、mochikoAsTechさんが技術書典で出される本はどれもわかりやすく学びが多いのでとにかくオススメです!
よっしゃ、今日もライティングを頑張るぞ!